一定期間更新がないため広告を表示しています

  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

20年弱も仕事をしてきて、上司だったり育成の立場で若手を見ていて感じるのは、物事への取り組み方が大きくふたつに分かれているなぁ、ということ。

(A)答えを求めるだけではなく、答えを求めるための根底にある考え方を学ぼうとすること。
(B)兎に角、目の前のものを片付けることだけに集中すること。

同じアウトプットならどちらでも良いのではないか? 大差ないのではないか?

……と思うなかれ。圧倒的に(A)の方が優れている。
(B)の場合、継続的に質の高いアウトプットは出せないのだ。


   ★

信頼のおける若手と仕事の進め方、取り組み方について議論をしていて嬉しくなったのは、彼が、

「問題意識を持って継続的に仕事に取り組んでいれば、自ずと哲学が身につくと思う」

と話してくれたこと。
僕もそう思っていて、逆に、哲学のない仕事ってのは、人生を懸けて取り組むものなのか? ……と思ってしまう。
彼の場合、目の前の問題解決だけではなく、その取り組みが、会社や社会、人々の生活にどのような価値を提供できるのか、といった大きな悩みとして受け止め、そして考え、心身に身につけていっている。
瞬間的な成果などはどうでもいい、楽しければいい、なんて笑いながら言うのだけど、そういう本学的な教育は、どこで受けてきたのだろう? 話をしているだけで嬉しくなる。

さて、本書では「素読」だけではなく、そもそも現代の教育のあり方にも問題を提起している。圧倒的に生きる力が欠乏してきているのは、まさに「本末転倒」な教育が招いているようにも思う。

落ちこぼれにも哲学を。

若いうちに、十分に思想がインプットされていない。
目の前のお金、もの、そういったものへの執着、手っ取り早く手に入れる方法(末学)ばかりがクローズアップされ、末学で落ちこぼれた途端に佳く生きる力を失う。

社会の問題を捕らえ直すという点からも、本書を手にして欲しいと思う。

素読は国語力だけにあらず。子供たちが前向きに生きるための学び方、をも示しているのだ。

  • -
  • 08:39
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

Comment





   
この記事のトラックバックURL : http://juns.jugem.jp/trackback/640

Calendar

S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>

Archive

Mobile

qrcode

Selected Entry

Comment

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

PR