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昔から「言葉に敏感」とか言われてきましたが、私とて誤用も多く、とにかく、

「違和感のある単語、わからない単語があれば辞書を引く」

……という生活は変わっていませ。一生、辞書を引き続けるのでしょう。

さて、アプリのサービスなどにお金を払うことを、「課金する」っていうんですね。どう考えても気持ち悪い。支払いなどを「課す」ことであって、ユーザ側としては「課される」ことになる。「課金される」ならわかるんだけど、「課金する」って意味がわからない。



日本人的に言葉を「表意文字」として理解した上で認識したならば、こんな誤用は生まれなかったんじゃないか、とも思います。(「役不足」とか「情けは人のためならず」レベルの誤用ではなくて、もっと根本的な文化的知性の話。)

言葉は言葉で変わり続けるものだから、誤用を「アホだ」と言って終わりにするのではなく、インターネットという集合知があるのだから、もうちょっと上手な当て字を考えろよ、と単純に思ったわけです。
「か」と読み、そして、ふさわしそうな漢字、いくつかあるじゃないですか。

・加(資金を加えるので。)
・化(お金が仮想価値に化けるので。)
・過(無料範囲を超えるので。)
・架(上乗せするので。)
・荷(背負わせるので。)
・禍(これは結果論か)

……他にもいろいろあるような気がします。
が、なんつうか、違和感なく「課金する」が使われているところに、インターネッツの便所の落書き感があふれ出ているような気がするんですね。「加金」「化金」「架金」とか、それこそ「カキンした」「カキーン」とかでもいいんですよ。新しい言葉づくりとしては。

言葉は変わるので、将来的には義務を課す側が「課金される」になるかもしれませんが(いや、あまりにも違和感が大きすぎるけど、可能性はゼロではない。)、意味は変わったとしても、単語の成り立ちのロジックについて考える力は失わないで欲しいなぁ。
「なぜだろう」と考える力。そこがそもそも知性の源泉なのだから、と、改めて思います。

   ★

課題を与えられた学生が、先生に前提条件を課すような勘違いが生じないことをお祈りします。

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